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仕事と家庭を両立できない!その原因と改善方法6つ

2022.07.08

働 く

共働き夫婦は仕事と家事、育児に追われてとにかく時間がありません。「もっと独身を謳歌(おうか)すればよかった」と時には思ってしまったり、「仕事をやめてしまおうか」と思ったりすることもあるでしょう。

あるいは、違和感を感じながらも頑張り続け、気づいた時には一種のノイローゼを引き起こしていることもあります。

今回は「仕事と家庭を両立できない」と悩むママとパパに向けて、どのようにすれば家事と仕事のいいバランスを手に入れられるかにフォーカスしていきましょう。

この記事はこんな方にオススメ

  • 家事に育児、仕事に追われて時間がない。
  • 仕事と家庭を両立できていないのは自分だけかと思う。
  • 仕事を辞めるべきか悩んでいる。

1 仕事と家庭を両立できない!

近年、女性の社会進出が進みました。テレワークが導入されるなど、ワークスタイルも実に多様化しています。結婚や出産を経験しても、自分の好きな仕事に全力で打ち込めるのは素敵なことですよね。

一方、「仕事と家庭を上手に両立できない!」と悩んでいるママとパパは多くいます。中でも出産や妊娠があり、育休を取るママは多くいるものです。子どもは夫婦で育てるものですが、乳幼児期は授乳や出産など、ママしかできない大役も多くあります。その結果、仕事と家庭の両立ができずに悩む女性が増えています。

女性が活躍できる時代の訪れはうれしいことですが、なぜ多くの女性は悩みを抱えているのでしょう。今回は仕事と家庭を両立できないその原因と改善方法を詳しく紹介していきます。

 



2 周りの家はできてるのに!仕事と家事を両立できない原因6つ

周りの家はできてるのに!仕事と家事を両立できない原因6つ

共働き世帯は年々増加傾向にあります。厚生労働省のデータによると、平成4年には、共働き世帯が専業主婦世帯を上回りました。みなさんの周りも、共働き世帯の割合が多いのではないでしょうか。

周りの家庭が上手に仕事と家事を両立していると、「なぜ自分の家だけ慌ただしいの?」「私の家事スキルがないのかしら」と、つい劣等感を感じてしまいますよね。日頃抱いていた違和感は大きくなり、いつしか「何で上手に仕事と家事を両立できないんだろう…」と落ち込んでしまうことも。

できない自分を責めてしまった結果、またさらに頑張ろうとしてしまい、気づいた時は不眠症やノイローゼに悩まされることもあるかもしれません。

自分を責めてしまう気持ちは分かりますが、必ずしも自分だけが悪いわけではありません。まずは仕事と家事を両立できない原因を詳しくひも解いていきましょう。

 

2.1 仕事が忙しい

仕事が忙しいとついつい家事や育児が疎かになってしまいますよね。残業があれば帰宅も遅くなりますし、その分、家事や育児に充てる時間も減ります。それは仕事が忙しいので仕方ありません。家事や育児のスキルが足りていないわけではないのです。

仕事によっては、繁忙期と閑散期があるものもありますよね。その場合は、「今は繁忙期だから、家庭と両立できなくても仕方ない!」と潔く割り切ってしまいましょう。忙しいなかでも、家事や育児をやっているだけで十分頑張っていますよ。

いつも完璧にこなす必要はありません。仕事を頑張るシーズンを作ったり、家庭に集中する時間をつくったりして、メリハリをつけましょう。全部を一生懸命に打ち込むのは無理なのです。

 

2.2 もともと家事が苦手

なかには、もともと家事が苦手な方もいますよね。女性だからといって、みんながみんな家事や育児が得意なわけではありません。筆者も料理は得意でも、洗濯物を干したりたたんだりする作業からはついつい逃げがち…。

このようなときは、すべて自分ひとりでやろうとしないことが大切です。苦手なことはパートナーと協力し合えば、いくらか苦ではなくなります。

苦手なものをひとりで抱え込むと、責任感で気持ちが落ち込んでしまいませんか?「やりたくないけどやらなきゃ」と思っていると家事が苦痛になってしまいます。苦手なことは苦手と認め、周囲にサポートをお願いしてみましょう。

 

2.3 子どもの人数が多い

子どもの人数が多いと、やらなければならない家事も増えます。野菜や肉を切る量も増えますし、洗濯機を回す回数も必然的に増えますよね。

子どもが多いと、それだけママとパパが手間も時間もかかるということです。このような場合は、仕事をいくら早く切り上げても家事が回らなくなってしまいます。それは、仕方のないこと。むしろ、いつも短時間でそれだけの家事をこなしていることがすごいぐらいですよ。

すべてを完璧に終わらせられなくても落ち込まないでください。子どもたちが不自由なく生活できているのは、あなたが毎日頑張っているからです。「子どもが多いので、家事が終わらない」と諦めることも大事であり、「毎日これだけの家事をやっている自分は十分に頑張っている」と自分を労りましょう。むしろ、この忙しい現代で子どもを数多く育てていることを誇りに思いましょう

 

2.4 ワンオペレーションの育児

ワンオペ育児という言葉を聞いたことはありませんか?ワンオペ育児とは、ほぼすべての家事や育児をひとりで担うことを指します。ひとりでオペレーション(運転・操作)するという意味からできた言葉です。

仕事における男女格差がなくなってきているとはいえ、いまだに男性の方が、残業や接待など長時間労働を強いられる雰囲気が強い傾向にあります。そのため、どうしても女性に家事や育児の負担が増えてしまうのです。

朝は誰よりも早く起きて1日の準備をし、夜は遅くまで家事をやっていませんか?昼間は旦那さんと同じく仕事をしているのですから、そんな生活では体がもちません。完璧に家事や育児をこなせなくて当然でしょう。

ワンオペ育児をしていると、「自分が頑張らないと」と気負ってしまいがちです。頑張り屋なのは素晴らしいことですが、頑張りすぎると自分が疲弊してしまいます。「今日は疲れているから無理」「残りの家事は明日やればいいや」と自分を労わる気持ちも大切ですよ。家族のためのロボットではないのですから、時には自分の感情に耳を傾けて自分の休養もしっかり取りましょう。

 

2.5 体力がもたない

仕事と家事を完璧に両立するには、限りない体力が必要です。しかし、人間の体力には限界があります。仕事と家事を完璧に両立できないのは、単純に体力がもたないからです。それは当たり前のことであり、あなたが悪いわけではありません。家事や育児が疎かになると「自分が怠けているだけでは?」と思ってしまう人がいます。それは大きな間違いです。

怠けているのではなく、頑張りすぎて体力が続かないだけです。疲れた体にむちを打って頑張るのにも限界があります。上手くいかないということは、それだけ疲労が蓄積されている証拠。そのようなときは素直に体を休ませましょう。

休むことで、かえって効率が良くなることもあります。頭痛や倦怠感を抱えながら無理して家事をすることは、自分も辛くなるほか、家事を十分にこなすのに時間もかかるようになってしまいます。体調不良を自覚した段階で、家事を取りやめ、自分のリラックス時間を確保しましょう。

 

2.6 スケジュールに問題あり

仕事と家事を両立できないのは、スケジュールに問題がある可能性があります。いくら頑張ろうとしても、そもそものスケジュールに問題があれば上手くいきませんよね。

たとえば保育園の送迎時間に余裕がなければ、毎日子どもを待たせてしまいます。睡眠時間を大幅に削ってしまえば、体力が足りず仕事も家事も中途半端になります。

仕事と家事を上手く両立するためには、余裕のあるスケジューリングが大切です。仕事にメリハリをつけ、週に1回は定時退社日を導入するなど工夫してみましょう。定時退社ができない場合は、家事や育児で手を抜く日を作るのもおすすめですよ。レトルトや出前を活用し、自分の心や体力に余裕を与えましょう。

定時退社をしたり家事で手を抜いたりするのは甘えではありません。仕事と家事を円滑に行うために必要なスケジュールの組み立て方です。

 



3 仕事と家事を両立できない!試したい改善方法6つ

仕事と家事を両立できない!試したい改善方法6つ

仕事と家事を両立できないときは、無理に頑張りすぎないようにしましょう。必ずしも精神論だけでクリアできるものではありません。時には周囲にサポートを求めたり、立ち止まって振り返ったりすることも大切です。次は仕事と家事を両立できないときに試したい改善方法を6つご紹介します。

 

3.1 家事代行を使う

仕事と家事を両立できないときは、家事代行を利用してみましょう。家事代行とは、その名の通り「家事」を代わりに行ってもらうサービスのことです。部屋やお風呂の掃除、買い物、料理の作り置きなど幅広いサービスを受けられます。

仕事のスケジュールに合わせてできないことを代行してもらうのもいいですし、苦手な家事を代行してもらうのもいいでしょう。

料金はかかりますが、その分プロのサービスを受けることができます。余裕のないなかで終わらない家事にイライラするくらいなら任せちゃった方が楽々!

誰かにお願いするのは甘えではありません。便利なサービスは積極的に取り入れ、自分と家庭の余裕を確保しましょう。

 

3.2 1日の自分を振り返る

仕事と家事が両立できないと「自分はなんて怠け者なんだ」と思ってしまいませんか?真面目に頑張っている時ほど、自分のことを厳しく評価してしまいがちです。まずは1日の自分を冷静に振り返ってみましょう。今日やったことをメモに書き出してみるのがおすすめです。

どんなに細かいことでも大丈夫。育児や家事で自分がやったことを、ひたすら箇条書きしてみましょう。例えば、お昼過ぎに疲れたら、朝から今の時間までにやったことを箇条書きしてみるとどうでしょうか。思っていたよりも沢山のことをやっていませんか?

人は「できなかった」など、ネガティブなものにばかり意識がいきます。しかし、その裏にはあなたの頑張りや努力がたくさん隠れています。できたことも時にはしっかりと褒めて、まずは頑張っている自分を認めてあげてください。自分の頑張りをきちんと自分が認めてあげられれば、ちゃんと仕事と家庭を両立できていると自信が持てますよ。

 

3.3 子どもを託児に預ける

子どもがいると、まとまった時間を取りづらいですよね。休日にまとめて家事を片付けようと思っても、思い通りに家事が進まないことも…。なかなか予定していた家事が片付かず、イライラした経験はありませんか?

そんなときは、子どもを託児所に預けてみましょう。託児所とは、一時的に子どもを預かる施設のことです。対象年齢や保育時間は施設によって異なるので、まずは万が一に頼れる助っ人として、近隣の託児室を調べてみましょう。

一時保育というと、両親が病気だったり、急な用事があったりしないと利用できないのでは?と思っている方も多くいます。しかし、一時保育はママやパパのリフレッシュ時間にも利用していいのです。自分の時間に余裕を持たせるためにも、上手に利用してみましょう。

 

3.4 家事ロボットの導入

近年、家事ロボットはどんどん進化しています。家事の時短を図るためにも、家事ロボットは心強い味方になってくれるでしょう。代表的な家事ロボットといえば、ロボット掃除機が有名ですよね。留守の間や夜間に自動で掃除をしてくれるのはありがたい!

他にも、乾燥付き洗濯機があれば、洗濯物を干す作業を省略できます。また、洗剤の自動投入機能は、その名の通り洗剤を計って入れる作業がいりません。

料理においては、電気調理鍋がおすすめ!材料と調味料をセットすれば、あとは自動で調理してくれますよ。

それぞれ少しお値段はしますが、毎日使うものなので、「ここは家族のための投資」と考えてもいいでしょう。毎週のように家事代行を頼むのに気後れする場合にも考えるべき手段です。

 

3.5 子どもが成長すればできると諦める

特に子どもが小さい頃は、お世話にかかる時間が長く、家事まで手が回りませんよね。「今日こそは、きちんと家事を終わらせよう」と思っても、子どものペースに振り回され、家事をする時間を確保できないのです。それはあなたの要領が悪いわけではありません。きちんと子どもと向き合っているからこそ、時間が足りないだけなのです。

しかし、子どもが成長していけば少しずつ時間に余裕が生まれます。いつも余裕たっぷりとはいかなくても、付きっきりで見守る必要はなくなります。

毎日完璧に家事をこなさなくてもいいのです。子どもの成長とともに家事にも手が回るようになると肩の力を抜きましょう

 

3.6 仕事の量を見直す

仕事と家事を両立できないときは、仕事の量を見直してみましょう。努力不足ではなく、仕事量が多すぎることに原因があるかもしれません。与えられた仕事をこなすのは、とても素晴らしいことです。しかし、過剰な仕事量に身を削るのは自分の為になりません

仕事量が多過ぎるときは、周囲のサポートを受けながら減らしてみましょう。まずは上司や先輩に相談することが大切です。「仕事を減らしてほしい」と頼むのは勇気が入りますが、自分ができる量をきちんと把握し、それを上司に伝えることも円滑に業務を進めていく上で重要なことですよ。

 



4 両立できない辛さから脱するには?

両立できない辛さから脱するには?

仕事と家事を両立できないと、「自分はダメな人間だ」と責めてしまいますよね。周囲に同じ共働きの人がしっかり家事をしていると、より自分が劣っていると感じます。ただでさえ仕事と家事で大変なのに、自分を責めてしまうのは辛いですよね。仕事と家事を両立できない辛さから脱するにはどうすればいいのでしょうか。次はその方法について紹介していきます。

 

4.1 他人と比べるのを止める

まずは他人と比べるのを止めてみましょう。SNSで掃除が行き届き、豪華な食事が並ぶ家庭を見て劣等感を抱いていませんか?他人と比較すると、自分のネガティブな部分ばかりが気になってしまいます。しかし、本当にまったく何もできていないのでしょうか。

前項で紹介した「1日の自分を振り返る」をやってみてください。気付いていないだけで、実は仕事と家事を相当頑張っているんですよ。他人の努力と自分の努力はまったく関係ありません。比較することに意味はないのです。「自分が頑張っているからそれでいい」と自分の頑張りを認めてあげましょう。

 

4.2 誰かに悩みを打ち明ける

仕事と家事を両立できず辛いときは、誰かに悩みを打ち明けてみましょう。辛い気持ちを心にため込んでいると、どんどんモヤモヤが蓄積されてしまいます。たかが会話、されど会話。「話す」という形でモヤモヤを吐き出すことで、気持ちが軽くなることもあるのです。

パートナーや友達、両親など、気心が知れた人に相談してみませんか?その虚しさや辛さを語り始めれば、これまであなたの気持ちに気づかなかった人も手を貸してくれるかもしれません。

自分を知っている人に打ち明けづらいときは、相談ダイヤルを利用してみましょう。相談ダイヤルには、各自治体や一般社団法人が行っているものがあります。なかでも相談しやすいのは各自治体にある子育て相談ダイヤルです。子どもに関することだけでなく、家庭全般についての相談ができます。

相談するだけですべてを解決することは難しいですが、少しでも気持ちのモヤモヤが晴れれば前向きになれるでしょう。

 

4.3 一旦全て休んでみる

何もかもが辛いときは、一旦家事や仕事など全て休んでみましょう。プロのアスリートだって、ずっと全力で走り続けることはできません。仕事や家事、育児はどんなスポーツよりも長く続くものですよね。途中で力を緩めたり、休憩したりすることが大切です。

「自分はまだ大丈夫」と頑張り過ぎてしまうと、心の病を患ってしまうかもしれません。心の病は真面目で頑張り屋さんな人ほど、かかりやすいのです。病に侵されれば、それこそ復帰までに時間がかかります。そうなる前に、思い切って全て休んでみましょう。もう一度頑張るのは、気持ちと体が回復してからでも十分間に合いますよ。

 

4.4 仕事を休職する

辛いときは休むことが大切です。しかし、必ずしも全てを休めるわけではありませんよね。育児や家事は、生活していれば待ってくれません。そんなときは、仕事を休職してみましょう。近頃は、適応障害やうつ病などのメンタル面の不調で休職する人が少なくありません。

医師の意見書があれば、傷病手当金を受けることもできます。生活に支障が出ている場合は、我慢せず専門医に相談してみましょう。

 



5 そもそも仕事と家事を両立できている家庭は少ない

そもそも仕事と家事を両立できている家庭は少ない

仕事も家庭も充実している人を見ると、みんながそうなのだと思ってしまいがちです。
しかし、実際は仕事と家事を両立できている家庭はそれほど多くありません。

 

5.1 子育てには終わりや区切りがない

子育てには終わりや区切りがありません。ここまですれば終わり、ここまでできれば完璧という基準がありませんよね。終わりや区切りがないからこそ、完璧が存在しないのです。

そう考えれば、いくら完璧に見える家庭でも何らかの欠点がありますよね。完璧でなくても、自分が「それでいい」と思える基準に達していればいいのです。

 

5.2 自分が求める生活はどういうものか考える

やみくもに仕事と家事を両立しようとしても難しいでしょう。時には自分が求める生活はどういうものかを考えてみるのも大切です。たとえば仕事で資格を取得し、キャリアアップをしたいのか。それとも子どもと過ごす時間を大切にしたいのか…。その両方を完璧に両立させるのは困難です。

あなたの体はひとつですから、どこかで妥協点を見つけなければいけません。その時、仕事を優先したからといって冷たい母親なわけではないですよ。

 

5.3 自分が今日できたことを書き出す

真面目に頑張っている人ほど、自分の頑張りには厳しいものです。私はまだまだ頑張れていない。もっともっと家族のために頑張れるはずだ。このように考えていませんか?あなたは今のままでも十分頑張っています。自分が今日できたことを書き出してみてください。
どんなに小さなことでも構いません。

たくさん書き出せた「できたこと」は、きっとあなたの自信になるはずです。

 



6 仕事と家庭の両立はみんな難しいと感じている

仕事と家事を両立できないと悩んでいる人はたくさんいます。真面目で頑張り屋さんな人ほど、仕事と家事の完璧な両立を求めてしまいがちです。しかし、無理に完璧な両立を求めなくても大丈夫。他の人は完璧にできているように見えても、ほとんどの人が完璧ではありません。

辛いときは他の人にサポートをお願いしたり、託児所のサービスを受けたりと、自分の体と心が軽くなるような選択を取り入れてみましょう。仕事や家事を休むのもひとつの方法です。肩の力を抜き、自分が頑張ってきたことを認めてあげながらやっていきましょう。

ペン先イラストこの記事を書いた人

hauska編集部

hauska編集部

料理、美容、ガジェット好き。最近はインテリアとQOL関連アイテムへの興味関心が爆上がり中。働くパパ・ママに向けて、生活の質の向上、楽しい子育て、仕事もプライベートも充実させるための情報など幅広く発信します。ライフハックに気軽に取り組んでいただければ幸いです。

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