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パパの単身赴任は子どもにどんな影響がある?家族で子育てを乗り越えるポイントを解説

2022.11.25

働 く

「パパの単身赴任が決まって不安でいっぱい!」「どうやって乗り越えたらいいの?」
パートナーの単身赴任が決まった際には、こんな悩みを抱えるママも多いでしょう。

そこでこの記事では、単身赴任中の子育てを乗り越えるポイントについて詳しくご紹介します!パパの単身赴任が子どもに及ぼす影響についてもご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。

この記事はこんな方にオススメ

  • 子育て中の単身赴任による子どもへの影響を知りたい人
  • 単身赴任中の子育ての乗り越え方を知りたい人
  • 単身赴任中のコミュニケーション手段を知りたい人

1【子どもの年代別】まずは知っておこう!パパに求められる子育ての役割

【子どもの年代別】まずは知っておこう!パパに求められる子育ての役割

子育てにおいてパパの役割は重要です。しかし、その重要性をイマイチ理解できていない方も多いのではないでしょうか。パパが果たしている役割をあらかじめ知っておけば、単身赴任中にそのカバーもある程度できるかもしれません。

ここでは子どもの年代別に、パパの役割を見ていきましょう。

 

1.1 乳児期

乳児期のパパの役割は、子どもと信頼を築くことです。この時期の子どもは、ママやパパによるお世話を通して信頼を重ねていきます。

パパはママよりも意識的に子どもとの関わりを持たなければなりません。子どもは本能としてママを見ると落ち着き、パパを見ると緊張する心理をもっていると言われています。パパが子どもと信頼関係を築くには時間と労力が必要なのです。

「泣かれてしまうから」と挫けずに、積極的に子どもと触れ合って信頼関係を築きましょう。

 

1.2 幼児期

幼児期のパパの役割は、率先して子どもと遊んであげることです。この時期の子どもは自分でできることが急激に増え、自主性や自律性が育っていきます。「遊んで!」と要求される回数も増えるでしょう。

ママは子どもとの遊びを「学びの機会」と捉える人が多いのに対し、パパは「親子の絆づくり」と認識する人が多いようです。純粋に遊びを楽しめるので、子どもと遊ぶのはパパの方が得意なのかもしれません。

 

1.3 小学生

【子どもの年代別】まずは知っておこう!パパに求められる子育ての役割:小学生

この時期のパパの役割は、子どものチャレンジをサポートすることです。

子どもは小学校に通いだすと、何ごとに対しても意欲が高まっていきます。学校のテストや習い事などを通して「努力をすれば、目標を達成できる」と学んでいくので、子どもの「やりたい」を尊重しつつ成長を見守りましょう。

アドバイスしたくなる気持ちも理解できますが、口を出しすぎるのはよくありません。自主性を高めるには、子どもが問題に対して自分で考えることが重要です。アドバイスを求められるまでは、口出ししないように心がけましょう。

 

1.4 中学生以降

この時期のパパの役割は、子どもと積極的に会話をすることです。思春期に入る中学生以降は、子ども自身のアイデンティティ(自分はどんな人間であるか)が確立されていきます。

思春期を迎えた子どもはママから距離を取ろうとし、反抗的な態度を取りがちです。逆に、パパの話に耳を傾けるようになるとも言われています。その場合には、家族の緩衝材的役割として子どもの話を受け入れ、話しやすい状況を作ってあげましょう。

反面、パパと距離を取ろうとする子ども(特に娘)も多くいます。子どもが求めている距離感をつかみ、適度に接する姿勢も大切です。

 

2 パパの単身赴任中にママの子育てがつらくなる理由

パパの単身赴任中にママの子育てがつらくなる理由

「パパが家にいないと自由で楽」というママもいますが、多くのママは「単身赴任中のワンオペ育児はつらい」と感じているようです。

ここでは、パパの単身赴任中にママがつらくなる理由を5つご紹介します。これから単身赴任に行くパパは、事前にママの気持ちを理解しておきましょう。

 

2.1 ひとりで育児をしなければいけない

育児はママとパパが協力して行うものです。しかし、パパが単身赴任に行ってしまうとママがひとりで育児をしなければなりません。今までふたりで協力して行っていた育児をすべて担うのは、体力的に負担が大きいでしょう。

また、ひとりでの育児は大きなプレッシャーにも繋がります。「子どもに何かあったら自分の責任」と思いつめてしまうママが多いようです。

 

2.2 家事と両立する必要がある

ママは子育てだけをすればよいのではなく、家事も両立しなければいけません。毎日の洗濯・掃除・食事作り・食器洗いなど、子どもの相手をしながらの家事は、なかなか思うように進まないもの。「パパが子どもの相手をしてくれたら楽なのに」と思ってしまうでしょう。

また、近年は子育てをしながら働いているママも多い傾向です。仕事で疲れているうえに、家事と育児をひとりでこなさなければいけないのは、ママにとって大きな負担となるでしょう。

 

2.3 不公平感が出てくる

パパの単身赴任期間中に、不公平感を感じるママも少なくありません。パパが単身赴任に行ってしまうと、ママはすべての時間を子どもに使うことに。プライベートな時間はほぼありません。

それに対し、単身赴任中のパパは仕事以外の時間を自由に使えます。あまりにもひとり暮らしを謳歌してしまうと「私はこんなに大変なのに」と、ママから不満に思われるかもしれません。ママの気持ちに配慮した行動を取ることが大切です。

 

2.4 体の不調時や緊急時の対応が難しい

パパの単身赴任中にママの子育てがつらくなる理由:体の不調時や緊急時の対応が難しい

パパが単身赴任に行ってしまうと、緊急時はすべてママが対応しなければいけません。子どもの体調不良時の看病や、保育園からの呼び出しもママが仕事を休んで対応する必要があるのです。

また、子どもだけでなくママが体調を崩すときもあるでしょう。しかし、パパが不在であればどれだけ体調が悪くても育児や家事を休めません。パパの単身赴任は、ママの子育てへの責任を重くしてしまうのです。

 

2.5 近くに頼れる人がいなくなる

子育てをするママにとって、一番頼れる存在はパパです。「パパがいなくなるのはとても不安なこと」だと理解しておきましょう。

子どもが泣き止まなかったり駄々をこねたりすると、どうしてもストレスが溜まりがち。パパと一緒に住んでいればすぐに相談や愚痴を吐いたりできますが、ひとりだとそうはいきません。

遠くにいても、電話でママの話を聞いてあげたり「困ったらいつでも連絡してね」と、頼っていいことを伝える必要があるでしょう。

 

3 パパの単身赴任が子どもに与える影響

パパの単身赴任が子どもに与える影響

パパの単身赴任は、子どもの発育や精神面に大きな影響を与えると考えられています。パパの不在が子どもにどんな影響を与えるのか、詳しく見ていきましょう。

 

3.1 情緒が不安定になりがちになる

パパが単身赴任で不在になると、子どもの情緒が不安定になりがちになってしまいます。子どもは環境の変化にとても敏感です。パパがいなくなったことは分かっても、その理由を理解できずに寂しさや不安を感じてしまう子も多いでしょう。

単身赴任の影響によって、下記のような行動が現れる子もいます。

  • 泣き止まない
  • 怒りっぽくなる
  • 眠らない

よく子どもを観察して、寂しさや不安な気持ちに寄り添いましょう。

 

3.2 パパの存在を感じにくくなる

子どもは多くの時間を共に過ごした存在を親と認識します。会えない期間が続くとパパの存在を感じにくくなってしまい、たまに会うと人見知りをすることもあるようです。

近くにはいられなくても、パパの存在を感じられるような工夫が大切でしょう。

 

3.3 ママに反抗的な態度をとりがちになる

パパの単身赴任が子どもに与える影響:ママに反抗的な態度をとりがちになる

パパが単身赴任で不在になると、ママに反抗的な態度を取ってしまう子が多いと言われています。家庭の雰囲気にもよりますが、パパの存在が子どものわがままを抑制しているケースがあるのです。

パパがいなくなるとストッパーが無くなり、今までは言わなかった主張の強い言動や反抗的な態度が増える可能性がある点には注意しましょう。

 

3.4 ママによるネガティブな言動の影響を受けやすい

ひとりで子育てをしていると、ついつい愚痴や文句を子どもに言いたくなってしまいたくもなるでしょう。しかし、ママのネガティブな言動は子どもの成長に影響を与えてしまうので注意が必要です。

ママの愚痴や文句を聞き続けた子どもは「ママが苦しんでいる。私が話を聞いてあげないと」と思うようになります。その結果、本来の子どもの欲求である「自由でありたい」という気持ちが抑制されてしまい、アダルトチルドレンになる子もいるのです。

子どもの前以外で、ネガティブな気持ちを吐き出せる場所を見つけることが重要です。

 

4【パパ編】単身赴任の際に気をつけるポイント

【パパ編】単身赴任の際に気をつけるポイント

単身赴任を家族で乗り越えるには、パパの家族に対する気遣いと行動が重要です。ここでは、単身赴任の際にパパが気をつけるべきポイントを6つご紹介します。

 

4.1 定期的に子どもとコミュニケーションを取る

定期的に連絡を取ると、パパの存在を身近に感じられるので、子どもが安心できるでしょう。直接会うのは難しくても、今や電話やSNSを通して子どもとコミュニケーションを取ることが非常に簡単な時代です。

連絡を取る際は、対面に近いビデオ通話がおすすめ。表情まで見えるので、パパと子ども双方の様子が伝わりやすいでしょう。

 

4.2 ママの不安を取り除けるようよく話し合う

ひとりで子育てをしているママはとても不安です。ママの不安が取り除けるように、悩みを積極的に聞いて話し合うようにしましょう。家にいないからと言って、育児や家事に無関心では、ママの不安が募るばかりです。

話を聞いたうえで、少しでもママの悩みが解決できないか一緒に考えましょう。

ただし、ひとりで育児を頑張っているママに対して、「〇〇したらいいよ」といった第三者目線のアドバイスをするのはご法度。ママの気持ちに寄り添うと同時に、パパとして自分にもできることはないか考えましょう。

 

4.3 在宅時以上に子どもに関心を寄せる

単身赴任中は、在宅時以上に子どもに関心を寄せましょう。一緒に住んでいれば子どもの様子を直接確認できますが、離れているとそうはいきません。

子どもの成長は早く、知らぬ間にできることがどんどん増えていきます。単身赴任中は初めて歩いた、言葉を話したなど、かけがえのない瞬間に立ち会うことも難しくなってしまうのです。

「今日は〇〇ちゃんどうだった?」と積極的にママに確認して、子どもの成長を共に見守るようにしましょう。

 

4.4 防犯対策をしっかりする

【パパ編】単身赴任の際に気をつけるポイント:防犯対策をしっかりする

単身赴任に行く前に、自宅の防犯対策をしっかりしておきましょう。女性と子どものみの世帯は空き巣や強盗に狙われやすい傾向にあります。家族を守るためにも以下のような防犯対策を強化するのがおすすめです。

  • 人感センサーライトを取り付ける
  • 防犯砂利(踏むと音が出る)を敷く
  • 補助錠をつける
  • 防犯フィルムを貼る
  • ホームセキュリティを導入する

 

4.5 在宅時の時間を有効に使う

週末や休みの日に帰宅したら、家族との時間を有効に使いましょう。いつもはできない家事や育児を頑張ることで、家族への感謝と愛情を表現できます。寂しさや不安を感じさせてしまっている分、いつも以上に家族との時間を大切にするように心がけましょう。

 

4.6 こまめに帰宅する

帰宅が可能な距離であれば、週末や休みにこまめに帰宅するのがおすすめです。顔を直接合わせる回数が多いほど、家族間のすれ違いは起きにくくなります。単身赴任先と自宅の距離にもよりますが、できる限り帰宅を心がけましょう。

ただし帰宅回数が多すぎると、交通費が家計を圧迫する恐れも。頻度はママと相談して決めましょう。 

 

5【ママ編】家族と自分を守るポイント

【ママ編】家族と自分を守るポイント

パパの単身赴任中も家族が仲良くいるためには、ママの行動も重要です。

ここでは家族の絆を守るためにママが気を付けたいポイントや、ママ本人の心や身体を守る方法を押さえましょう。

 

5.1 子どもがパパの存在をいつでも感じられるようサポートする

パパの存在を身近に感じられる環境をつくると、子どもの寂しさや不安感を軽減できます。パパの話題を頻繁に出したり、家族写真を飾ったりして「パパは離れていても家族の一員」と子どもに伝えてあげましょう。

子どもがパパの存在を日頃から認識しておけば、パパ見知りを予防できます。パパの存在をいつでも感じられるようにサポートすることは、家族をひとつにすることでもあるのです。

 

5.2 こまめにパパと連絡を取る

可能であれば、1日1回はパパと連絡を取るのがよいでしょう。夫婦間のコミュニケーション不足は、夫婦仲を悪くしてしまう危険性があります。

子どもの様子を共有する、今日の出来事を報告するなど内容は何でも大丈夫なので、こまめに連絡を取り合いましょう。

 

5.3 子どもにパパの愚痴を言わない

ひとりでの育児に不満が溜まって愚痴を言いたくなるかもしれません。しかし、子どもにパパの愚痴を言うのはやめましょう。ママから愚痴を聞くと「パパはママを傷つける悪い人」というイメージが子どもについてしまいます。

パパと子どもの仲を傷つけないためにも、子どもに愚痴を言うのはグッと我慢しましょう。

 

5.4 不満が出てきたら適度に吐き出す

【ママ編】家族と自分を守るポイント:不満が出てきたら適度に吐き出す

単身赴任中のパパやひとりでの家事・育児に対して不満が出てきたら、適度に吐き出しましょう。不満を溜め込んでしまうとストレスが溜まり、子どもに八つ当たりしてしまう可能性があります。

信頼できる友人と話したり、ママ専用のコミュニティで相談したりすると、共感や新しい気づきが得られリフレッシュできるでしょう。

ノートや紙に気持ちを書くのもおすすめです。何が不満なのか、何にイライラしているのかが整理されて、気持ちが落ち着きます。

 

5.5 自分ひとりの時間を少しでもつくる

子どもとずっと一緒に過ごしていると、気が滅入ってしまうときも出てきます。そんなときは周りの人の力を借りて自分ひとりの時間を過ごしましょう。子どもと距離をおくことでリフレッシュできると同時に、育児に対し前向きな気持ちを取り戻せます。

実家に子どもを預けるのがベストですが、難しい場合はベビーシッターサービスや保育園の一時保育も検討してみましょう。「ひとりで頑張らなきゃ」と気を張りすぎず、ときには周りの大人やサービスの力を借りてもいいのです。

 

6 コミュニケーションツールを有効活用して家族の時間を増やそう

コミュニケーションツールを有効活用して家族の時間を増やそう

コミュニケーションツールを使えば、離れた場所にいても家族団らんができます。

LINEやSkypeなどの無料通話アプリなら、通話料(パケット通信料は除く)を気にせず電話できます。ビデオ通話機能を使えば顔を見ながら話せるので、より対面に近い形で会話ができます。

また、写真共有アプリもおすすめ。共有機能のほかに、写真にコメントし合えるのが大きなメリットです。離れたところにいるパパも、子どもが成長する喜びをママと分かち合えます。

 

7 まとめ

今回はパパの単身赴任を家族でどうやって乗り越えるかについてご紹介しました。

パパの単身赴任は家族にとって大きな試練と言えます。単身赴任を乗り越えるためにはパパとママの協力が必要不可欠なのです。

コミュニケーションを今まで以上に密に取り合い、子どもに寂しい思いをさせないよう対策を一緒に考えましょう。

ペン先イラストこの記事を書いた人

hauska編集部

hauska編集部

料理、美容、ガジェット好き。最近はインテリアとQOL関連アイテムへの興味関心が爆上がり中。働くパパ・ママに向けて、生活の質の向上、楽しい子育て、仕事もプライベートも充実させるための情報など幅広く発信します。ライフハックに気軽に取り組んでいただければ幸いです。

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