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失敗しないベビーチェア選びのポイント6つ!おすすめ商品も紹介

2022.12.16

育てる

「ベビーチェアの選び方が分からない」「買って後悔したくない」とお悩みではありませんか?赤ちゃんのお世話に必須のベビーチェアだからこそ、納得のいく買い物をしたいですよね。

本記事ではベビーチェア購入後に後悔しないために、選び方のポイントや人気のベビーチェア7選を紹介しています。初めてのベビーチェアを探している方や、買い替えを検討している方は是非参考にしてみてください。

この記事はこんな方にオススメ

  • ベビーチェアの選び方を知りたい
  • 人気のベビーチェアを知りたい
  • ベビーチェアのメリットを知りたい

1 ベビーチェアとは

ベビーチェアとは

知っているようで意外と知らないベビーチェアの基礎知識を紹介します。購入前に、まずは基本の情報をチェックしておきましょう。

 

1.1 9割の家庭で使われる子育て必需品

ベビーチェアとは、主に離乳食を食べさせる際に使う赤ちゃん専用のイスのことです。高さ調整や足置き板、ベルトなど赤ちゃんが安全に座れるように作られているのが特徴です。

赤ちゃんのうちは大人用のイスに座っても、転倒や滑り落ちてしまう危険性があります。ベビーチェアを使うことで、安心してお座りの練習もできるようになるでしょう。現在では9割の家庭で使われているほど、子育てには欠かせないアイテムとなっています。

 

1.2 6~7ヶ月ごろに準備

ベビーチェアは、一般的に離乳食を食べ始める6~7か月ごろに準備し、3歳ごろまで使います。あくまで目安のため、実際には赤ちゃんの様子を見ながら購入を検討しましょう。

種類によっては新生児から使えるタイプもあります。用途や時期に合わせて必要なベビーチェアを選ぶことが大切です。

 

1.3 数千円~数万円まで価格はさまざま

ベビーチェアは様々なタイプがあるため、価格相場も変わります。最も使用頻度が高い「ハイチェア」と呼ばれる食卓で使うタイプは15,000円以上のものが多く、座面が低いローチェアは3,000円~30,000円前後まで幅広くラインナップされています。

実際の購入では予算との兼ね合いをみながら、機能面と安全面で納得できるものを選びましょう。

 

2 ベビーチェアを使う3つのメリット

ベビーチェアを使う3つのメリット

ベビーチェアを使うことで得られるメリットを紹介します。メリットを正しく理解して、用途に合わせたチェア選びができるようになりましょう。

 

2.1 お座りの練習ができる

ベビーチェアに座ることそのものが、赤ちゃんのお座りの練習になります。大人に比べて頭が重い赤ちゃんは前傾姿勢になりやすいですが、ベビーチェアには赤ちゃんを支える機能があり、安定した姿勢で座れるのです。

 

2.2 離乳食を食べさせやすい

ベビーチェアには離乳食を食べさせやすくなる、というメリットがあります。足が床につく高さ、もしくは足置きがついているため両足の安定感が増し、赤ちゃんが食事に集中できるようになるからです。食事が上達すれば、赤ちゃんの嚙む力の向上につながります。

 

2.3 家事の間の赤ちゃんの居場所になる

ベビーチェアを使うと赤ちゃんの居場所が作れるため、家事に専念できるようになります。安定しない場所では一時も目が離せませんが、安定したお座りの状態がキープできるのはベビーチェアならではのメリットです。

【POINT】
ベビーチェアに座らせるときは、ベルトを締めておくと安心です。赤ちゃんは好奇心旺盛でたくさん動くため、ちょっとした拍子に落ちてしまう危険もあるためです。

 

3 タイプ別ベビーチェアの特徴

ひとくちにベビーチェアと言っても様々なタイプがあります。後悔しないベビーチェア選びのために、種類と特徴をチェックしておきましょう。

 

3.1 食事に便利なハイチェア

食事に便利なハイチェア

ハイチェアは名前の通り高さがあるタイプで、ダイニングテーブルで食事をする際に使用します。ベビーチェアと聞いたときに一番連想しやすい形と言えるでしょう。座った赤ちゃんとママの目線が同じ高さになるため、赤ちゃんが安心感を抱きやすいのが特徴です。

 

3.2 お座り前から使えるローチェア

お座り前から使えるローチェア

ローチェアは座面が低いベビーチェアで、赤ちゃんの足が床に届きやすいのが特徴です。足元の安定感が増すため、落下や転倒など万が一のリスクが低く安心して使えるでしょう。お座り前から使えるタイプもあり、幅広い月齢で使えるメリットがあります。

 

3.3 持ち運びができるテーブルチェア

持ち運びができるテーブルチェア

テーブルチェアは持ち運びがしやすいコンパクトタイプです。テーブルに取りつけて使うため、外出先でも使えるという特徴があります。自宅で使うチェアとは別に「実家への帰省の際に使えるものを探している」という方におすすめです。

 

4 失敗しないベビーチェア選び6つのポイント

安い買い物ではないからこそ、ベビーチェアでは選び方が重要です。失敗しないために事前に知っておくべき6つのポイントをご紹介します。

 

4.1 場所に合っているか

ベビーチェアは使う場所や用途によって種類が分かれます。まずは使いたい場所にあったベビーチェアを選ぶようにしましょう。

ダイニングテーブルで使いたい場合には「ハイチェア」と呼ばれる高さがあるタイプが適しています。反対にローテーブルで使いたいときには「ローチェア」と呼ばれる座面が低いタイプが適しています。家の中のどこで使いたいのかを明確にすることが重要です。

 

4.2 時期に合っているか

ベビーチェアは一般的に離乳食のスタートに合わせて準備し、3歳ごろまで使用します。種類によっては大人でも座れるタイプもあるため、赤ちゃんの時期だけ使いたいのか、成長してからも子ども用のイスとして使いたいのか明確にする必要があります。

例えば小学校低学年ごろまで使いたい場合には、大人でも座れるタイプを選ぶと安心でしょう。どんな用途でいつまで使いたいかを事前に考えておくと安心です。

 

4.3 必要な機能はついているか

失敗しないベビーチェア選び6つのポイント:必要な機能はついているか

ベビーチェアには様々な機能がついているタイプがあります。赤ちゃんの成長に合わせて使いたいなら高さ調整機能がついたもの、より安全性が高いものがいいならベルトがついたものなど、必要な機能がついているか確認しましょう。

一部には折り畳みができるタイプもあります。来客の際に収納しておきたい方は、購入時に忘れずチェックするようにしましょう。

 

4.4 メンテナンスはしやすいか

毎日使うものだからこそ、メンテナンス性の高さは重要です。特に離乳食のスタート時期は食べこぼしで汚れやすいため、掃除しやすい素材を選ぶと良いでしょう。

離乳食中期には赤ちゃんが食事を手づかみする「遊び食べ」が始まります。こぼれても拭きやすいようにテーブルつきを選ぶなどの工夫が必要です。

 

4.5 安全性は高いか

転倒やずり落ちてしまうことがないように、安全性は必ずチェックしましょう。赤ちゃんが大人しく座ってくれているとは限らないからです。

全体の安定感はあるか、指や足を挟むことはないか、滑り落ちないように固定できる機能はついているかなど、ひとつひとつの商品で安全性のチェックを欠かさないようにしましょう。

 

4.6 抜け出し防止ベルトはついているか

ベビーチェアを使う上で避けては通れない問題が、赤ちゃんの「立ち上がり」や「抜け出し」です。不安定な座面の上で立ち上がっては転倒の恐れがあるため、本体に抜け出し防止ベルトやチェアベルトがついているものを選びましょう。ベルトで体をホールドできるため、安心して使うことができます。

【POINT】
すべての項目で100点満点をとれる「完璧なベビーチェア」はなかなかないかもしれません。そんなときは、「これだけは譲れない条件」を3つほど決め、優先順位にそって候補を絞り込むのがおすすめです。

 

5 ベビーチェアはオプション費用も考慮する

ベビーチェアはオプション費用も考慮する

ベビーチェアの購入では、本体以外にオプション費用も事前に知っておくと安心です。本体価格だけをみて予算を決めたとしても、実際の購入ではオプション費用が思った以上にかかる場合があるからです。

例えば本体価格18,000円のベビーチェアであっても、クッションやベルトなどのオプションを追加すると総額で3万円近い金額になるケースもあります。

オプションには便利なアイテムが多いですが、購入時に予想外の総額にならないように事前に金額をチェックしておくと安心です。

 

6 子育て世帯に人気のベビーチェア7選

子育て世帯に人気があるベビーチェア7選を紹介します。機能性が高い、デザイン性が高いなど人気商品ならではのポイントがあるので、ぜひ参考にしてみてください。

 

6.1 トリップトラップシリーズ【ストッケ】

トリップトラップシリーズ【ストッケ】

引用元:https://www.stokke.com/JPN/ja-jp/2528.html

新生児から大人まで使える「トリップトラップシリーズ」は、ベビーチェアの中でも非常に人気が高い商品です。北欧デザイナーらしいシンプルなデザインと豊富なカラーが特徴で、おしゃれなベビーチェアを探している方には最適でしょう。

ヨーロッパ産の木材を使った本体は耐久性が高く、高さを変えられるため子どもの成長に合わせて使えます。専用のオプションでベビークッションを選ぶと、腰が据わったばかりの赤ちゃんでも安定して使用可能です。

別売りの新生児用のセットをつけると赤ちゃん誕生後すぐから使えるため、先を見越して早めに用意したい方におすすめです。

 

6.2 アッフルチェア【大和屋】

アッフルチェア【大和屋】

引用元:https://www.shopyamatoya-jp.com/f/affel

優しいパステルカラーで人気の「アッフルチェア」は、離乳食スタート時期から使えるベビーチェアです。大人も使用できるため、色違いで購入して親子で使う方法もあります。座面と足置きの板は高さ調整ができるため、赤ちゃんの成長に合わせて長く使えるのも特徴です。

オプションでは、安全性を高めるためのセーフティチェアベルト、取り外し可能なテーブル、座り心地をアップさせるクッションなどが選べます。離乳食用として使いたい場合にはオプションを活用し、赤ちゃんの座り心地を良くしてあげましょう。

 

6.3 木製ハイチェアCENA【カトージ】

木製ハイチェアCENA【カトージ】

引用元:https://www.katoji.co.jp/products-detail_3698.html

「木製ハイチェアCENA」は、アンティーク調の色合いが特徴の木製ベビーチェアです。折り畳みできることが最大の特徴で、使わないときや来客時に簡単に収納できます。

足置きの板は高さ調整が可能なため、足元の安定感が増します。足がしっかりつくと自然とおなかに力が入り、物事に集中しやすくなります。腰ベルトもついているため、安全面でも問題なく使えるでしょう。

備え付けのテーブルは取り外しが可能です。外せばイス本体をテーブルにぴったりつけられるので、幅広い用途で使えるイスと言えます。

 

6.4 2WAYごきげんチェアK【リッチェル】

2WAYごきげんチェアK【リッチェル】

引用元:https://www.richell-shop.jp/c/baby/044221

「2WAYごきげんチェアK」はローチェアとしても使えるほか、大人用のイスに取りつけてハイチェアとしても使える2WAY仕様で人気のイスです。家庭内でのあらゆるシーンに対応できるメリットがあります。

座面は2段階の高さ調整が可能で、コンパクトサイズながら成長に合わせて長く使える点が魅力的です。価格もベビーチェアの中では非常にリーズナブルなため「値段を抑えながら機能的な商品がほしい」という方におすすめです。

 

6.5 バンボ マルチシート【ティーレックス】

バンボ マルチシート【ティーレックス】

引用元:https://coming-shop.co.jp/collections/bumbo

「バンボ マルチシート」は、先述した「2WAYごきげんチェアK」同様に、大人の椅子に取りつけて使うタイプのベビーチェアです。可愛いデザインとカラーバリエーションの多さが特徴で、色やデザインにもこだわりたい方におすすめです。

テーブルは取り外しが可能です。食事の際はテーブルつきで、リビングで座らせるときは取り外して、という使い分けができます。やわらかいクッションシートがぴったりとフィットするので、赤ちゃんが快適に座れるイスです。

 

6.6 NOVUS ハイチェア【ヤトミ】

NOVUS ハイチェア【ヤトミ】

引用元:https://depart.co.jp/yatomi/product/hc-cc/

安全機能が充実している「NOVUS ハイチェア」は、両肩・両腰・股を通る5点式のベルトが特徴です。体をしっかりホールドするので、ずれや立ち上がり防止に最適でしょう。安全面を重視したい方におすすめのベビーチェアです。

足置き場は高さ調整が可能です。テーブルは水がしみこみにくい材質で、全体を通してメンテナンス性や使い勝手の良さは高いと言えます。モダンでシンプルなデザインが部屋の雰囲気に合わせやすいこともあり、人気が高い商品です。

 

6.7 テーブルチェア【HUGmeee】

「テーブルチェア」は名前の通り、ダイニングテーブルに取りつけて使うベビーチェアです。取り外しと持ち運びが可能なため、外出先や帰省先の実家でも使えるのが最大の魅力でしょう。専用バッグつきで楽に持ち運びができます。

ベビーチェアは食べこぼしによる汚れが気になってしまいますが、「テーブルチェア」はカバーを取り外して洗濯機で水洗いが可能です。赤ちゃんをしっかり固定するチェアベルトもついているため、衛生面と安全面において安心して使えるイスです。持ち運び用として2台目のベビーチェアがほしい方におすすめです。

 

7 ベビーチェアを使うときの注意点

ベビーチェアを使うときの注意点

子育て中の便利アイテムであるベビーチェアですが、使い方には注意点もあります。赤ちゃんの安全面に関わるため、必要なポイントを予め知っておきましょう。

 

7.1 手や足を挟まないように注意する

折り畳みタイプやテーブルつきのタイプでは、隙間に手足を挟んでしまう恐れがあります。使用の際には正しく座らせる、チェアベルトを使うなど、体がずれないように安全に配慮することが大切です。

 

7.2 立ち上がらないように注意する

ベビーチェアで赤ちゃんが立ち上がると、転倒の恐れがあるため非常に危険です。使用の際にはなるべく目を離さず、本体にチェアベルトがついている場合は必ず使用しましょう。ベビーチェアの使い始めから「座る=ベルトをつける」というように習慣づけると、赤ちゃんがベルトを嫌がらないようになるので安心です。

 

8 早めの検討で最適なベビーチェアを選ぼう

早めの検討で最適なベビーチェアを選ぼう

ベビーチェアは各メーカーから機能的でおしゃれなタイプが多く発売されています。どれを選べばいいか迷ってしまいますが、大切なのは早めの検討です。慌てて購入すると後になって後悔する場合が多いですが、時間をかけてじっくり選べば納得のいく買い物ができるでしょう。これからベビーチェアを選ぶ方は、ぜひ本記事で紹介したポイントや人気商品を参考にしてみてください。

ペン先イラストこの記事を書いた人

hauska編集部

hauska編集部

料理、美容、ガジェット好き。最近はインテリアとQOL関連アイテムへの興味関心が爆上がり中。働くパパ・ママに向けて、生活の質の向上、楽しい子育て、仕事もプライベートも充実させるための情報など幅広く発信します。ライフハックに気軽に取り組んでいただければ幸いです。

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