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夫婦喧嘩後の仲直り方法!切り出すタイミング5つやNG言動6つ

2022.09.02

暮らす

夫婦喧嘩後、仲直りのタイミングが上手くつかめない経験はありませんか?つい感じの悪い態度を取ってしまったり、素直に謝れなかったり……。喧嘩を長引かせないためにも早く仲直りしたいところです。

夫婦喧嘩は、どのように仲直りすればいいのでしょうか。ここでは夫婦喧嘩の仲直り方法や、切り出すタイミングを解説します。

この記事はこんな方にオススメ

  • 夫婦喧嘩が長びいている
  • 激しい夫婦喧嘩に離婚しようか迷っている
  • 一緒にいても仲直りできない

1 夫婦喧嘩しちゃった!仲直りを切り出すタイミング5つ

夫婦喧嘩が長引くと、素直に謝りづらくなってしまいます。お互いに意地を張って、切り出せなくなることも。関係が悪化する前に仲直りしてしまうのが大切です。仲直りを切り出すタイミングについて解説します。

 

1.1 冷静になったとき

喧嘩直後は頭に血が昇り、冷静な判断ができません。まずは距離を置くようにしましょう。どんなに強い怒りでも、怒り続けるのにはエネルギーがいるものです。距離を置くことで冷静になりやすくなります。

冷静でないうちに勢いだけで謝っても、「謝れば済むと思っている」ととらえられることも。謝罪は態度や気持ちも大切です。一度心を落ち着かせ、自分の何が悪かったのかを理解した上で謝りましょう。

 

1.2 挨拶をしたとき

喧嘩後は何を話せばいいかわからなくなりますよね。そんなときは挨拶をして相手の様子を探ってみましょう。
挨拶はコミュニケーションの基本です。ちょっとした声かけが相手にとってもいいきっかけになることも多く、仲直りするにはぴったりな方法です。

 

1.3 隣に座ったとき

本当に相手のことを嫌いだったら、なるべく距離を置こうとするものです。隣に座ったということは、少なからずお互いの距離を縮めたいということ。相手が隣に座ったときは、仲直りできる絶好のチャンス!

些細な会話で距離を縮め、穏やかな雰囲気になったら素直に謝ってみましょう。パートナーに「もう怒ってないよ」「仲直りしたいと思っているよ」という姿勢を見せるのが大切です。

 

1.4 スキンシップをとったとき

スキンシップをきっかけに仲直りするのもおすすめです。肩や手に触れる程度がおすすめです。最初からハグやキスをするのはNG。いきなり距離を縮めるのは、パートナーに「反省していない」と思われてしまいます。

スキンシップは謝罪だけでなく、「本当は仲良くしたい」というメッセージも伝えられます。素直に謝るのが苦手な人は、控えめなスキンシップで仲直りしたい気持ちを伝えてみましょう。

 

1.5 LINEを送るとき

面と向かって仲直りできないときは、LINEで気持ちを伝えるのはどうでしょうか。日常の連絡に、「ごめんね」「仲直りしたい」と加えると仲直りのきっかけになります。

ただし、メールやLINEの謝罪だけでは軽くとらえられる可能性もあるため、深刻な喧嘩の場合は対面で謝るようにしましょう。

 

2 夫婦喧嘩しても焦らないで!仲直りの仕方

夫婦喧嘩しても焦らないで!仲直りの仕方

夫婦喧嘩をすると「なんであんなこと言っちゃったんだろう」「もう元には戻れないのかな」と後悔することもありますよね。お互いに好きで結婚している者同士、決裂したままでいたいわけではないはずです。次は仲直りの方法を解説します。

 

2.1 ステップ1:冷静に自分を見つめ直す

夫婦喧嘩をしたときは、客観的になるよう心がけましょう。喧嘩中は「絶対に相手が悪い!」と思っていても、冷静になったら大したことなかった、なんてことも。

謝るときも冷静さは必要です。相手の言い分に納得せずに謝っても、ただ口で謝ればいいと思っていると受け取られてしまいます。誠意を伝えるためにも、まずは冷静に自分を見つめ直すようにしましょう。

 

2.2 ステップ2:謝罪する

素直に謝罪することも大切です。自分に100%、非がないケースはほとんどありません。どんなに小さいことでも、反省するべき点は素直に謝罪しましょう。

最初から「でも」「だって」と言い訳を並べると、反省していないように見えます。仲直りをするためには、素直に否を認めるのも大切です。

 

2.3 ステップ3:相手の意見を聞く→意見を伝える

仲直りをするためには、相手の意見もしっかり聞きましょう。先に自分の意見ばかりを並べてしまうと、言い訳がましいと思われてしまいます。何か言いたいことがあっても、まずは相手の意見に耳を傾けるのが先です。

自分の意見を伝える際は、相手の意見と比較しながら冷静に分析しましょう。「だって」「でも」など相手の意見を否定する言い方では反省の色が薄れてしまいます。

 

2.4 ステップ4:改善法を一緒に考える

今後、同じ理由で夫婦喧嘩をしない改善法を考えましょう。一方的に改善法を提示しても、相手の意見と食い違う可能性もあります。必ずお互いに意見を出し合いながら、二人にとってベストな答えを導き出すのが大切です。

意見を出し合うときは、冷静に意見を伝えます。言いたいことを隠すと、また同じ喧嘩に発展しかねません。相手の意見を聞いてから自分の意見を言う順番を守りながら、少しずつすり合わせるのがポイントです。

 

2.5 ステップ5:仲直りして夫婦喧嘩を終わらせる

お互いの意見を確かめ合ったらそこで喧嘩は終了。きちんと仲直りして終わらせましょう。何となく終わらせると後から同じ不満が爆発し、同じことで喧嘩してしまいます。

きちんと仲直りしたら喧嘩を蒸し返すのはNG。あとから不満を思い出しても、日を改めてから冷静に伝えましょう。仲直りと同時に日常生活に戻るのが鉄則です。

 

3 夫婦喧嘩で言い過ぎたかも……仲直りの言葉3選

夫婦喧嘩しても焦らないで!仲直りの仕方

仲直りしたくても、どう声をかけていいかわからないときもありますよね。具体的な仲直りの言葉を3つ紹介します。

 

3.1 「ごめんなさい」素直に謝る

「ごめんなさい」は、とてもシンプルな言葉ですが、意外と言えない人が多いもの。素直に謝るって勇気がいりますよね。それでも1番相手の心に響く言葉でもあります。「早く仲直りしたい!」と思っているときこそ、勇気を出して素直に謝ってみましょう

 

3.2 「〇〇なところが悪かった」反省点を明確にする

反省点を明確に伝えるのもおすすめです。「ごめん」「悪かった」と繰り返すだけでは、「本当に何が悪かったのか理解してる?」と心配になってしまいます。自分の悪い点を理解し、反省している姿勢を示すためにも、反省点を明確に示しながら謝りましょう。

 

3.3 「直接謝らせてほしい」誠意を伝える

誠意を伝えるには直接謝るのがベストです。メールやLINEでは表情や声色、雰囲気が伝わりません。本当に反省しているのか、理解してくれているのかがわからないと不安ですよね。誠意を伝えたいときは勇気を出して直接謝りましょう。

 

4 仲直りできない原因に!夫婦喧嘩でのNG言動

喧嘩とはいえ、何でも言っていいわけではありません。これ以上夫婦関係に溝ができないようにするためにも、夫婦喧嘩でのNG言動には気をつけましょう。

 

4.1 人格を否定する

人格を否定する言葉を言ってはいけません。「容姿が悪い」や「頭が悪い」「性格が悪い」といった言葉も人格否定に繋がります。

人格否定は、人間性否定と同じこと。どんなに腹を立てても、相手の存在や個性を否定してはいけません。不満があるときは、具体的に「どうして欲しいのか」「何を直して欲しいのか」などの行動を指摘しましょう。

 

4.2 コンプレックスを指摘する

コンプレックスを指摘してもいけません。頭に血が昇った状態だと、強い悪口に聞こえてしまう可能性があります。特に男性はプライドが高いため、深く傷ついてしまうことも。

「本当はいつもそう思っていたんだ」「見下していたんだ」と夫婦関係が悪化する原因になります。円満な夫婦関係を築くためにも具体的な問題解決に着目しましょう。

 

4.3 家から追い出す・飛び出す

どんなに腹を立てていても、家から追い出したり飛び出したりするのはやめましょう。物理的な距離を置けば顔を見ずに済みますが、戻るタイミングを見定めるのが大変です。

飛び出した方も追い出した方も、「言った手前、簡単には折れられない」という意地が出てしまいやすいのです。関係修復が一層難しくなるため、追い出す・飛び出すはやめましょう。

 

4.4 無視する・暴言や暴力をふるう

どんなに夫婦喧嘩が激しくなっても、暴言や暴力はダメです。暴力は犯罪であり、どんな関係性であっても許されません。相手を直接たたいたり蹴ったりするのはもちろん、物を投げたり破壊したりする行為も暴力にあたります。

相手を無視したり、存在しないようふるまうのもNG。早く仲直りするためには、どんなに腹が立っても暴力や無視をせず歩み寄る余地を残しましょう。

 

4.5 結婚を後悔する言葉を言う

結婚を後悔する言葉や、離婚を匂わす行為は控えましょう。本気で結婚を後悔していないのに言うと、相手に離婚するきっかけを作ってしまいます。売り言葉に買い言葉で、「じゃあ離婚しよう」と言われてしまう可能性も。

喧嘩のたびに言えば、この先一緒にいられないと心配になってしまいます。離婚を切り出すのは、本当に離婚を考えているときだけにしましょう。

 

4.6 子どもに悪口を話す

子どもに悪口を話すのはやめましょう。子どもにとっては二人とも大切な存在です。親の悪口を言われれば傷つきますし、親子関係において信用も失われかねません。

夫婦喧嘩がおさまっても子どものショックは消えないものです。夫婦喧嘩は夫婦だけの問題ですから、子どもを巻き込まないよう注意しましょう。

 

5 夫婦喧嘩が続くときの対処法

夫婦喧嘩が続くときの対処法

早く仲直りしたいのに、なかなかきっかけがつかめないときもありますよね。夫婦喧嘩が続くときはどう対処すればいいのでしょうか。長引く夫婦喧嘩への対処法について解説します。

 

5.1 挨拶や感謝をしっかりと伝える

挨拶や感謝は基本的なコミュニケーションのひとつです。小さなコミュニケーションの積み重ねが、お互いに対する理解を深めるきっかけになってくれます。喧嘩をしたときほど、しっかり挨拶するようにしましょう。

「おはよう」「おかえり」と挨拶するだけで、声色や雰囲気から相手の気持ちも確認できます。

 

5.2 相手に期待し過ぎない

過度な期待は相手へのプレッシャーにもなるため控えましょう。「やってくれるだろう」「わかってくれるだろう」と期待すればするほど、思い通りにならなかったときにイライラしてしまいます。

過度な期待は、思い通りにいかなかったときに落差となり自分に戻ってきます。「裏切られた!」と相手を憎み、責めることにもなりかねません。相手には期待しすぎないのも、喧嘩を長引かせないコツです。

 

5.3 相手の意見を最後まで聞く

相手の意見を遮ってばかりいたら喧嘩は終わりません。相手の意見を最後まで聞くように心がけましょう。

途中で言いたいことがあってもまずは相手の話を聞き、理解した上で自分の意見を伝えるのがマナーです。お互いに意見を出し合い、少しずつすり合わせることで夫婦の問題の解決に繋がります。

 

5.4 コミュニケーションを怠らない

夫婦関係が長くなると、ついコミュニケーションが疎かになってしまいます。挨拶や会話の返事をしなかった経験はありませんか? 一つひとつは小さいことでも、積み重なっていけば大きな溝になってしまうでしょう。

日頃からコミュニケーションを大切にし、お互いの理解を深めるのが大切です。まずは挨拶やあいづちから始めてみましょう。面と向かって会話をするだけで、相手の気持ちが見えてくるはずです。

 

5.5 こまめに愛情表現をする

喧嘩をした時こそ、こまめな愛情表現が大切です。一緒に過ごす時間が長くなるほど、お互いの存在が当たり前になってしまいますが、愛情や感謝を意識的に表現し、距離を縮めるきっかけをつかむようにしましょう。

普段からこまめに愛情表現をしておくと、喧嘩の際もメッセージが伝えやすいものです。ちょっとした愛情表現がいい刺激になり、二人の関係に潤いを与えてくれるかもしれません。

 

6 夫婦喧嘩は犬も食わない!だからこそ早く仲直りしよう

夫婦喧嘩はお互いの気持ちを確かめ合うコミュニケーション方法のひとつです。しかし、長引けば夫婦関係が悪化し、修復不可能な事態になることも。お互いに傷つけ合うのではなく、問題解決に向けて冷静に歩み寄ることが大切です。

今回紹介した夫婦喧嘩から仲直りする方法を実践し、また二人で楽しい生活を築いていきましょう。

ペン先イラストこの記事を書いた人

hauska編集部

hauska編集部

料理、美容、ガジェット好き。最近はインテリアとQOL関連アイテムへの興味関心が爆上がり中。働くパパ・ママに向けて、生活の質の向上、楽しい子育て、仕事もプライベートも充実させるための情報など幅広く発信します。ライフハックに気軽に取り組んでいただければ幸いです。

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