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子育て中でも自分の時間を確保する方法5選!おすすめの過ごし方や時短アイディアも解説
2022.12.02
24時間365日、休みなしで続く子育て中は、気持ちも体も疲れ切ってしまいます。たまには1人で息抜きしたいと思っても、子どもが最優先になってしまうため、自分の時間が作れないと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
今回は、忙しい子育て中でも自分の時間を確保する方法や、短時間でできるリフレッシュ方法を紹介します。
この記事はこんな方にオススメ
- 子育て中でも自分の時間を確保する方法を知りたい
- 家事を時短して1人の時間を作りたい
- 短時間でもリフレッシュできる方法を知りたい
もくじ
1 子育て中だからこそ自分の時間はとても大切
自分のことは後回しになってしまう子育て中だからこそ、パパやママが1人で過ごせる時間は非常に大切です。どんなに子どもが可愛いとしても、自分の時間がなければ息抜きができず、心が限界を迎えてしまうからです。
子育て中に自分の時間を持つことに罪悪感を抱く方もいるかもしれませんが、ストレスで限界になってからでは手遅れになってしまいます。子育てや家事を頑張るためにも、しっかり自分の時間を確保してリフレッシュしましょう。
2「自分の時間が増えた!」と感じるのはいつごろから?
子どもが何歳になれば自分の時間が増えてくるのか、目安となる年齢を紹介します。「子育てに終わりはない」と言いますが、先の見通しがつくと、安心して子育てに取り組めますよ。
2.1 精神面で楽になるのは5~6歳から
パパやママの精神的な負担が減るのは、5~6歳ごろです。乳幼児期に比べて、少しずつ理解力が備わってくるためです。やっていいことや悪いことが話せば分かるようになると、子育ての負担は大きく減ります。
2.2 時間が増えたと感じるのは10歳から
小学校中学年になると、自分の身の回りのことは一通りできるようになるため、子育ての負担は一気に減ります。パパやママが「自分の時間が増えた」と実感しやすくなるのも10歳あたりからです。お風呂にも1人で入れる、翌日の準備も自分でできる、となってくれば、子育てが随分と楽になるでしょう。
3 子育て中でも上手に自分の時間を作る方法5選
忙しい子育て中でも、自分の時間を作る方法とポイントを紹介します。毎日が家事育児で大変、という方でも取り組みやすい方法ばかりなので、参考にしてください。
3.1 スケジュールを見直す
1日のスケジュールを見直してみると、意外と自分の時間が作り出せます。ポイントは「やるべきこと」と「やらなくてもいいこと」を区別することです。
例えば「今日はリビングの掃除はしない」というように、手を抜くところを決めると、空いた時間を息抜きにあてることができます。
また、スマホをダラダラと見続けてしまう方は要注意です。際限なく見入ってしまうと無駄な時間ばかりが増えて、結果的に「やろうと思っていたことができなかった」となってしまいます。スマホを見ている時間を思い切って別のリフレッシュにあてて、しっかりと休憩しましょう。
3.2 一時預かりサービスを利用する
「子どもを保育園や幼稚園に預けていない」というお宅なら、自治体や民間企業が提供している一時預かりサービスがおすすめです。専門のサービスで一時的に預かってもらえれば、安心して自分の時間が確保できます。近くのサービスを事前にチェックして、いつでも使えるように準備しておきましょう。
3.3 子供の生活サイクルを整える
子どもの生活サイクルを整えると、自分の時間を確保しやすくなります。決まった時間に食事をとり布団に入ることを続けていると、徐々に就寝のタイミングが決まってくるからです。
早起きして一緒に散歩に行く、というのも子どもに早めに寝てもらうために有効です。お昼寝と夜の就寝時間が固定されれば、自分の時間を作りやすくなるでしょう。
3.4 家事をいつもの6割にする
子育て中は家事を完ぺきにこなそうとせず、いつもの6割でOKと割り切るのも一つの手です。全部を完璧にやろうとすると精神的にも体力的にも負担になってしまいます。
「洗濯ものはハンガーにかけたまま収納する」「たまには手抜き料理をする」など普段の6割で折り合いをつけて、自分の時間を確保してみましょう。
3.5 寝落ちを防ぐ
子どもの寝かしつけのときに一緒に寝てしまうのを防ぐ、という方法もあります。子育ては体力勝負のため、疲れて一緒に寝てしまうことも多々あります。「旦那さんに頼んで途中で起こしてもらう」「早い時間帯に寝かしつけて寝落ちしないように心がける」など、寝落ちを防止できれば、子どもが寝た後に自分の時間が確保できます。
4 家事を時短し自分の時間を確保する方法5選
少しの工夫とアイディアで、いつもの家事が時短できる方法を紹介します。家事の時間が短縮できれば、余った時間を自分のために使えます。
4.1 買い物はネットスーパーを利用する
買出し時間を短縮するなら、ネットスーパーや宅配サービスがおすすめです。近くにスーパーがあるとしても、往復の時間や一緒に連れていく子どもの準備時間を考えれば、宅配のほうが早く済む場合もあります。
お店によっては買い物金額に応じて送料無料になるサービスや、時間指定の宅配サービスもあります。積極的に活用して、時短につなげましょう。
4.2 洗濯は夜のうちに済ませる
夜のうちに洗濯を済ませると、朝の時間が確保できます。子どもを起こして着替えさせたり、ご飯を作ったりと、朝は1日の中でも忙しい時間帯です。洗濯機のセットから干す工程を考えると、洗濯の拘束時間はかなりのものですから、夜のうちに済ませられれば、朝の慌ただしさも軽減されます。
4.3 「ちょこっと掃除」で時間を節約する
まとめて掃除より、気づいたときに「ちょこっと掃除」をすると、掃除にかける時間が短縮されます。顔を洗ったときに鏡をさっと拭く、など30秒程度の掃除で大丈夫です。30秒の積み重ねで汚れが溜まりにくくなり、掃除の時間も圧倒的に短縮されます。
4.4 下味冷凍で調理時間を節約する
料理時間を短縮するなら、下味冷凍がおすすめです。下味冷凍とは、豚肉や鶏肉に下味を付けてから保存袋に入れて冷凍するというものです。そのまま調理できるので、忙しい毎日の中で時短をしながら、楽に料理ができるでしょう。
また、普通に料理するよりも下味冷凍のほうが味が染みこむため、一層おいしく食べられるというメリットもあります。
4.5 おもちゃの片付けは「とりあえず箱」を活用する
散らかりがちなおもちゃの片付けは、「とりあえず箱」が最適です。細かく分類するのではなく、とりあえず全部のおもちゃを入れてOKという箱を作っておくと、片付けが一気にはかどって時短につながります。
また、子どもにとっても細かい分別より片付けやすくなる、というメリットがあります。
5 貴重な自分時間!短時間でリフレッシュできる方法7選
忙しい子育ての合間をぬって、ようやくゲットできた自分の時間。限られた時間の中でも効率的にストレス発散できるおすすめの方法を紹介します。
5.1 スイーツで心の栄養補給
甘いものが好きな方の息抜きにはスイーツがおすすめです。子どもと一緒のときには食べないような、ちょっと贅沢なスイーツを楽しんでみましょう。毎日子どものために頑張っているからこそ、貴重な息抜き時間には好きなものを楽しむことが大切です。
5.2 コーヒーでリラックスタイム
疲れた心を短時間でリフレッシュさせたいなら、温かいコーヒーが最適です。コーヒーの香りにはリラックス効果や集中力を高める効果があります。今はインスタントコーヒーも豊富な種類が市販されていますから、すぐに飲めるようにお気に入りのコーヒーをストックしておきましょう。
5.3 ゆっくりお風呂に入って気分転換
一時的に子どもを預けられる、もしくは早めに寝かしつけができた日は、1人でゆっくりバスタイムがおすすめです。子どもと一緒に入るときは使えなかった入浴剤を使ってみたり、じっくり半身浴を楽しんだり、プライベートなバスタイムを楽しみましょう。
5.4 ストレッチやヨガで体をほぐす
短時間でできるリフレッシュなら、ストレッチやヨガがおすすめです。凝り固まった体を思いっきり伸ばすと、筋肉がほぐれて血行も良くなります。動画サイトには「寝る前4分ストレッチ」など短時間で効果が出るものが紹介されているので、上手に活用してみましょう。
5.5 足つぼマッサージでリラックス
痛い印象がある足つぼマッサージですが、リフレッシュには最適です。マッサージ屋さんに行かずとも、自分で足裏を揉みほぐすだけでも十分効果があります。子育てや家事で動きっぱなしの足は疲れが溜まりやすいので、ゆっくりマッサージしてリラックスしましょう。
5.6 ぐっすり眠って寝不足解消
子育て中は、とにかく睡眠不足になりがちです。確保できた自分の時間を、思い切ってお昼寝や早めの就寝時間にあてて、日ごろの寝不足を解消しましょう。ゆっくり眠れば、溜まっていた疲れも一気に解消できます。
5.7 泣ける映画でストレス発散
思いっきり泣いてみる、というのもストレス発散に有効です。涙には、自律神経を整えてリラックスさせる効果があるからです。泣ける映画やドラマを見て、思う存分涙を流せば、ストレスもすっかり解消されるでしょう。
6 継続して自分時間を作るためのポイント
子育て中も生き生きと過ごすためには、どれくらい継続して自分の時間を確保できるかが重要です。忙しい子育て中でも、自分の時間をキープするために必要なポイントを紹介します。
6.1 育児中の自分時間に罪悪感を持たない
継続して自分の時間を確保するためには、罪悪感を持たないことが大切です。自分の時間を持つことに罪悪感を抱いてしまうと、心も体も余計に疲れてしまうからです。子育てには親のリフレッシュも必要不可欠なものですから、疲れ切ってしまう前に積極的に1人の時間を確保しましょう。
6.2 預かってくれた相手には「ありがとう」を伝える
家族やパートナーに子どもを預けて自分の時間を作る場合、必ず感謝の気持ちを伝えましょう。感謝の言葉がないまま預け続けていると、相手にとって負担ばかりが大きくなり、関係が長続きしなくなります。
「いつもありがとう。とても助かってるよ」と一言添えるだけで気持ちは伝わります。相手も予定がある中で時間を作ってくれている、ということを忘れないようにしましょう。
7 子育て中のストレスを溜めこまないようにするには?
毎日の育児の中で、ストレスを溜めないようにするコツを紹介します。繊細な気質の方やストレスが溜まりやすい方は、ぜひ参考にしてみてください。
7.1 自分をほめる
子育て中は、子どもだけでなく自分をほめてあげることも大切です。自分で自分をほめることが、心の栄養になりストレスを溜めにくくします。日ごろの子育てや育児では感謝されることがなくて辛い、という方ほど意識的に自分をほめてあげてください。
7.2 誰かに愚痴を聞いてもらう
愚痴や辛い気持ちが溜まってきたら、誰かに聞いてもらいましょう。溜める一方では、いつか心が壊れてしまいます。解決しなくても、話を聞いてもらうだけでスッキリする場合もあるので、限界になる前に思い切って吐き出すことが大切です。
インターネット上には、悩みや愚痴を聞いてくれるカウンセリングサービスもあるので、愚痴を言い合える相手がいない、という方におすすめです。
7.3 紙に書き出してスッキリさせる
愚痴や悩みを口に出すのが苦手という方は、思っていることを全部紙に書き出してみましょう。イライラや辛い気持ちを書き出していくと、頭の中がスッキリしてきます。誰に見せるわけでもないので、思いついたままの言葉を書き出して大丈夫です。
書き終わったら、書いたものを見ながら「こんなに辛かったんだな」と自分を労わってあげてください。最後に紙をビリビリに破って捨てると、気分もスッキリします。
7.4 家事は音楽を聞きながら行う
憂鬱な家事をするときは、好きな音楽をかけて気分をあげてみましょう。音楽のテンポに合わせて洗い物や片付けをすると、苦手な家事でも一気にはかどります。音楽にはリラックス効果やモチベーションをあげる効果があるので、毎日の家事でストレスが溜まりやすい方は、ぜひ試してみてください。
8 自分の時間を持つことは悪くない
子育て中だからといって、24時間ずっと100%の力で頑張らないといけない、ということはありません。全力で頑張るのは素晴らしいことですが、人間である以上、リフレッシュや息抜きの時間は必要です。
記事で紹介した内容を参考に、ストレスが溜まる前に1人の時間を確保して、自分自身を労わってあげてくださいね。
この記事を書いた人
hauska編集部
料理、美容、ガジェット好き。最近はインテリアとQOL関連アイテムへの興味関心が爆上がり中。働くパパ・ママに向けて、生活の質の向上、楽しい子育て、仕事もプライベートも充実させるための情報など幅広く発信します。ライフハックに気軽に取り組んでいただければ幸いです。