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子供の成長記録の方法を、デジタルとアナログの両面から紹介!

2023.06.27

育てる

子供の成長をどのように記録していますか?

子育て中は慌ただしく1日が過ぎていくため、ミルクの量やオムツ交換の回数、睡眠時間の変化やパターンを見過ごしてしまうこともあります。

また、日々変わる顔つきや、できるようになったことに一喜一憂するたびにスマホを子供に向けても、いつ、どこで撮影したのか、どんな会話をしたのかなどを思い出せないまま、データだけが溜まっていく一方…というケースも多いようです。

この記事では、子供の成長記録について、デジタルとアナログの両面から、最適な方法を探っていきます。

 

この記事はこんな方にオススメ

  • 子供の成長記録の方法を知りたい方
  • 子供を撮影する時のポイントを知りたい方
  • 子供の成長の記録や共有に最適なサービスを知りたい方

もくじ

子供の成長を記録しておいた方が良い理由

子供にかけるべき言葉とは?:子供の気持ちを尊重する言葉

毎日、子育てのほか家事や仕事に追われているママやパパ。忙しい暮らしのなかで、子供の成長を記録することを負担に感じる方もいるかもしれませんが、記録をつけることで、子育てが楽になる場合もあります。子供の成長を記録しておくことには、どんなメリットがあるのでしょうか?

 

理由①子供の健康管理や生活リズムの把握に役立つ

小さな子供の身長や体重は日々変化しているため、定期的に計測することで、発育状態を確認できたり、同じ月齢の成長目安と照らし合わせたりすることができます。目盛りが書かれたタオルや、壁掛け型、ウォールステッカータイプなどの身長計もあり、子供と一緒に写真を撮るだけでも記録になります。

また、おしっこやうんちの回数や状況などの記録も、健康管理に役立ちます。さらに、授乳やミルクのタイミング、寝た時間と起きた時間などを書き留めておくことで、1日のリズムが把握できるようにもなり、ママ・パパの負担軽減にもつながります。ミルクに関しては、量も記録しておくと良いでしょう。

 

理由②成長の過程を見返すことができる

子供の成長は早いもの。少しの変化を見落としてしまうと、あとで後悔してしまうかもしれません。ささいなことでも、その都度記録する習慣をつけておくと、何ヶ月の時にどんなことがあった、何歳の時に何ができるようになった、などの成長過程を事細かに見返すための、大切な手立てとなってくれます。第一子の成長過程の記録が、第二子、第三子の助けとなることもあります。

 

理由③親に孫の姿を共有できる

遠方に住んでいるなどの理由で、なかなか会えないおじいちゃんやおばあちゃんに、孫の姿を見てもらう手段として、成長の記録があると共有がしやすいでしょう。ママやパパにとっても、自分たちの親に説明する際のツールとして便利です。

 

成長や思い出を振り返りやすい!撮影時の5つのポイント

子供の成長を記録するべき理由を解説しましたが、ただ写真を撮影したりメモをとったりするだけでは、振り返ったときにそのときの状況がきちんと思い出せない、ということもあり得ます。とはいえ、子供の成長を記録するために、たくさんのことをしなくてはならないとなると、きっと継続ができません。

ここでは、後々振り返りやすいように撮影する、簡単なポイントをご紹介します。

 

ポイント①自然な表情をおさめることを心がける

写真を撮影するときにやりたくなるのが、子供のかわいい姿を引き出そうと、無理やり笑顔やポーズを強要し、カメラに目線を向けようとすることです。そのような写真も素敵ですが、できるだけ何も仕掛けずに観察する機会もつくってみてください。遊んでいる姿や日常生活のなかで、自然な表情や動きをおさめるように心がけると、ふとした真剣な顔つきに成長を感じたり、何気ない仕草に変化を感じたりすることができます。

 

ポイント②子供と同じ目線で撮影してみる

大人と子供では身長の差が大きいため、無意識に撮影していると、大人目線の高い位置から撮った写真が多くなりがちですが、子供が見ている世界は大人とは異なります。深くしゃがんでみたり、時には寝そべってみたりすると、子供と同じ目線での景色を捉えることができ、新しい気づきがあるかもしれません。

 

ポイント③場所がわかる引きの写真やモノも撮ろう

今いる場所や状況がわかるように、寄りの写真だけではなく、引きの写真も撮っておきましょう。広く室内や風景が入るようにしておくと、場所の情報をメモしたり覚えておかなくても、ひと目で思い出すことができます。

また、子供の姿や表情だけを追ってしまいがちなカメラのレンズを、たまにはモノに向けてみてください。旅先で子供が触れ合った自然や、遊んだ遊具、気に入っていたぬいぐるみやおもちゃ、今ではもう着られなくなってしまった洋服なども、子供の成長を感じる大切な要素です。初めて参加したお祭りやお遊戯会の衣装、精一杯頑張った運動会のハチマキなどの写真も、本番や練習時の記憶を呼び起こす一助となってくれます。

 

ポイント④状況を話しながら動画を回す

旅行などの非日常的なイベントであれば場所やエピソードを覚えていても、普段よく行く公園や自宅内での日常の出来事は、写真だけでは思い出せないこともあります。そんな問題を解決してくれるのが、動作や会話の内容まで記録することができる動画です。子供と話をしながら動画を撮影し、今の日時や、なぜこの場所に来たのかなどの情報も言葉で残すようにします。写真データの中に、1点でも音声や動きのある動画が混ざっていると、その時の情景が鮮明に蘇ります。

 

ポイント⑤同じ場所・構図で撮影すると成長が一目でわかる

昔は家の柱を使って身長を記録し、家族で子供の成長を喜んだものですが、現代で多いのが、前章で触れた新しいタイプの身長計です。そのような身長計や家具など、子供の背丈の変化がパッとわかり、目印になるものを一緒に写し、毎年同じ場所かつ同じ構図で撮影すると、1年前、2年前との差がわかりやすくなります。

 

スマホを使ってデジタルで子供の成長を記録する方法

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忙しい日々のなか、パソコンを使ってじっくり整理する時間は取りにくいですよね。けれど、スマホを使う方法なら、ちょっとした隙間時間に行うことができます。

 

写真はストレージにフォルダやアルバムに分けて保存

写真は、スマホ本体だけでなくバックアップも保存しておきましょう。容量オーバー対策になるほか、落下や紛失により、日々重ねてきた子供の成長記録が一瞬で消えてしまうリスクを避けられるからです。

ハードディスクやUSBメモリなど、バックアップの方法は複数ありますが、他の端末やケーブルがいらないクラウドストレージが便利。できれば、フォルダやアルバムに分ける機能があるものを選びましょう。

毎回、行き先やイベント別のフォルダを作成するのは大変ですが、最初に「旅行」や「公園」といった大きいくくりで用意しておき、とりあえず該当フォルダに格納すれば、ほぼ整理できたようなものです。

 

ボイスメモで会話や今日あったことを記録

子供が遊んでいる時のひとりごとや、何気ない会話など、家族に共有したいけれど、手が離せない時や、写真や動画を撮るほどではない時に、ボイスメモを活用してみてください。また、今日あったことをその都度メモする作業は手間ですが、声に出してスマホに録音する方法なら、家事をしながらボタンを押すだけ。とっさに記録したい時や、後々整理するための備忘録としても有効です。

 

SNSやアプリを活用

使い慣れたSNSなら記録しやすいというメリットがあります。しかし、SNSで子供の姿を公開することにはリスクもありますので、自分や家族だけ、または親戚やごく親しい友人までに限定するなど、公開範囲に注意して使いましょう。

子供の成長記録や写真の共有に便利なアプリもありますので、次の章でご紹介します。

 

子供の成長記録と共有におすすめのアプリ

家庭内での子供の成長記録としての利用に加え、両親や兄弟への共有にも使えるアプリをご紹介します。それぞれ魅力的な特徴や機能があるので、ぜひチェックしてみてください。

 

写真共有におすすめ!「家族アルバム みてね」

子供の写真や動画を、整理したり共有したりできるアプリ。使いやすい操作性が人気で、コメントも可能なため、遠方のおじいちゃん、おばあちゃんともコミュニケーションができます。現在の年齢・月齢の表示や、1ヶ月前や1年前の今日の振り返り、スライドショー機能などもあり、子供の成長に新たな発見を与えてくれます。

参考:https://mitene.us/

 

健康管理や生活リズム把握に「育児ノート – 子育て」

赤ちゃんの毎日の習慣や健康を記録することができ、夫婦での共有にも重宝するアプリ。搾乳やミルク、オムツ交換、睡眠などの記録がパターンで見える化できたり、身長・体重や睡眠時間などのチャート表示もできたりと、子供の成長や変化を実感できます。

参考:https://app-liv.jp/1219168/

 

母子手帳アプリ「育児記録 – ぴよログ」

ミルクやオムツ交換、睡眠などの記録が簡単操作でできる、母子手帳アプリです。授乳タイマーやまとめグラフ、音声アシスタントなども便利。PDFに書き出して、成長記録を手元に残しておくこともできます。

参考:https://www.piyolog.com

 

アナログで無理なく子供の成長を記録する方法

育児中にサブスクを利用する3つのメリット

スマホも良いけれど、どちらかというとアナログ派という方におすすめなのが、次の2つの方法です。

 

手帳やノートに短い日記をつける

スケジュール帳などの手帳に短く記入する方法です。1日の小さな枠に収まる程度の文字数で、今日あった子供のことを書き留めておきます。毎日長文で日記をつけるのは大変ですが、これなら続けられそう、と感じる方もいるのではないでしょうか。睡眠時間やオムツ交換の回数など、数字だけ記載する方法でも良いでしょう。毎日続けられるか不安な方は、日付のないノートを使うのもおすすめです。

 

年に一度だけ、スクラップブックやアルバムをつくる

年に一度は撮影した写真のデータを見返して、良い表情の写真や思い出を印刷し、スクラップブックをつくるのはいかがでしょうか。年末年始などの長期休暇のタイミングを利用して、家族みんなでやると、楽しいイベントになります。

付箋やマスキングテープ、ラベルシールを使って、それぞれコメントを記入し、みんなで成長を振り返りましょう。

 

デジタルとアナログの合わせ技!フォトブック作成サービス

デジタルでアップロードした写真をレイアウトし、フォトブックを作成&郵送してもらえるサービスが重宝します。画面で見るだけではなく、手にとってめくることができると、じっくりと成長を振り返ることができ、家族の会話もはずみます。前章で触れたスクラップブックづくりの土台に使うのも良いのではないでしょうか。

そうは言っても、写真の選択やレイアウトもなかなかの手間。ここからは、スマホで簡単に操作でき、忙しいママ・パパにうってつけの特長や機能があるサービスを4つご紹介します。

 

ALBUS(アルバス)

毎月のプリント無料期間中に、前月のお気に入り写真を選ぶだけで、簡単にアルバムづくりができるアプリ。写真は正方形型で、かわいくおしゃれな雰囲気に仕上がるのに加えて、レイアウトに悩まずに済むというのも特徴です。

送料242円(税込)のみかかりますが、プリント料金は毎月8枚まではずっと無料なのも魅力。8枚なら毎月でも選びやすく、続けられそうな気がしてきませんか?

参考:https://albus.is

 

ノハナ

通常の本体価格は1冊390円(税込)ですが、前月にフォトブックを注文すると、翌月にもらえるクーポンを使用することで、 月に1冊、送料290円(税込)のみでフォトブックが届くアプリです。アプリで写真をアップロードでき、コメントを入れることもできます。別途料金で高精細プリントかつハードカバー製本の「プレミアムフォトブック」を選ぶこともでき、おじいちゃん、おばあちゃんへのプレゼントにも喜ばれています。

参考:https://nohana.jp

 

しまうまプリント

リーズナブルに198円(税込)からつくれるフォトブックのアプリ。安価ながらも紙や印刷の質は申し分ないと人気です。サイズはコンパクトな文庫本サイズが198円〜、A5スクエア型298円〜、A5サイズ598円〜、A4サイズ998円〜(税込)から選べます。用紙や仕上がりによって仕様は3段階あり、一番手頃な「ライト」であれば、なんと翌日発送も!

参考:https://www.n-pri.jp/photobook/

 

Year Album(イヤーアルバム)

大量の写真の中から、AI技術が最適な写真を自動でセレクトし、レイアウトまで任せられるという、富士フイルムの驚きのサービス。思い出をたくさん詰め込むことができる「たっぷりレイアウト」も登場し、写真を選ぶ手間も必要ありません。アルバムづくりで負担になることを、すべて担ってくれます。

富士フイルム公式の注文ソフトで注文の場合、価格はA5サイズ16ページで3,410円〜、A4サイズ16ページで5,720円〜(税込)。

2021年2月から、送料はメール便なら無料、宅配便でも5,000円以上の注文の場合は無料になったのも嬉しいですね。

参考:https://f-photobook.jp/yearalbum/

 

気軽に楽しく日々の成長を綴る方法を見つけよう

子供の成長の記録や撮影のポイント、おすすめのサービス・アプリをご紹介しました。子供の成長は尊いものですが、忙しい日々の中でこまめに丁寧に記録するのは難しいですよね。できるだけ簡単に、かつ後々振り返りもしやすいように、デジタルやアナログを使い分けながら、自分に合った方法を見つけて、試してみてください。

 

※アプリ・サービスの機能や料金などについては、2023年5月現在の情報です。

 

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ペン先イラストこの記事を書いた人

hauska編集部

hauska編集部

料理、美容、ガジェット好き。最近はインテリアとQOL関連アイテムへの興味関心が爆上がり中。働くパパ・ママに向けて、生活の質の向上、楽しい子育て、仕事もプライベートも充実させるための情報など幅広く発信します。ライフハックに気軽に取り組んでいただければ幸いです。

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